セラ/ATF、メーターケーブルの交換

うちのセラは、そこまで状態は悪くないものの、一般的なユーザーがメンテナンスしないところ(ディーラーに任せていれば済むような各種点検・整備以外の部分と言えば伝わるでしょうか)に関しては手を入れていない雰囲気を感じる個体です。

そのため、ATF(オートマオイル)の交換はしていないだろうなぁと思い、今回ネッツトヨタさんに交換対応を依頼しました。

長期未交換のATFを上から循環交換してしまうと、スラッジを巻き上げることによる故障のリスクが無視できないので、今回は下抜きでの交換としました。

 

まず、ドレーンボルトを外してオイルを抜き、続けてオイルパンとオイルストレーナーを外します。

車底部(赤枠内がATFのオイルパン)

オイルパンとオイルストレーナーの取外し状況

排出されたオイルは一度も交換していないor交換してから結構な年数が経過していると思える汚れ方でした。

ちなみに外したオイルパンと洗浄後のオイルパンを並べるとこんな感じです。

磁石は新品なのでめちゃくちゃキレイです。

洗浄前後のオイルパンの比較

そして、取外したオイルストレーナーと新品のオイルストレーナーを並べるとこんな感じ。

新旧オイルストレーナー比較

実はオイルストレーナー(品番:35330-12020)は既にメーカー在庫なしとのことだったので、自分で調達しました。

メーカー在庫がないのにモノタロウで買えるのってなんでなんでしょうね…

なお、ガスケットはトヨタにも在庫があるとのことでしたが、オイルストレーナーを買ったら普通にガスケットも付いてました。

あとは元通りオイルストレーナーとオイルパンを取り付けてATFを入れておしまいです。

 

ここまでのATF交換における整備代金は2万5千円(うち技術料が1万円)でした。

セラのATF容量は7.2L、使用したATFはちょっとお高いカストロールのです。

安く抑えたい方は安価なATFを選択したり、工賃の安いところを探すのもありかと思います。

 

そして、旧車あるあるだとは思いますが、メーターの針がプルプル振れてたので、メーターケーブルの交換もしてもらいました。

これまた純正ケーブル(品番:83710-18030、83710-32130)が廃盤なので、スターレットのケーブル(品番:83710-16270)を持ち込みで対応してもらいました。

こちらの整備代金は1万円(部品代なし)でした。